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500枚入りコピー用紙でイラスト10000枚目指すブログ

ただ趣味で描いていた絵師が本職を目指します。内容はお絵かき・雑記。あと社会人リタイアしてしまった自分の新しい生き方とか?です。現在ラクガキ10000という途方もない武者修行中。この経験が絵を描き始めた人の参考になるように、もしくは暇つぶしのお供に、そうなってくれると嬉しいです。

何とかなるよ。

雑記

うちの父は最近独り暮らしをはじめた僕にこう言うもんだ。

 

リーマンショックさえ無ければなあー…」

 

 

 

僕はこの父の性格を強く引いている。子供のころは根っからの真面目であると同時に、その裏返しでもあるだろう重度の心配性だった。必ず先の損失をゼロにする方法を常に考えて、極力無駄な行動・挑戦を避けてきた。今思えば避けてきたと言った方がいいだろう。

 

そんな僕もここ数年ですっかりキレてしまって、「もうどうにでもなれ!なっちまえ!!」ぐらい人生放棄してる。もうどう考えても世間一般の『成功』路線から外れてしまって回帰不可能なので、どうせならそんな道もいいかなと、ようやく過去の性格すらも放棄できる気がする。

 

しかし父は変わらなかった。あの人は過去の失敗をいつも悔いている。

ここ10年でだいぶ覇気が無くなった。年のせい?絶対違う。

 

今も何かと手伝ってくれるのだが、どうしても心配性の性格が表面に出てしまっていてこちらは「ヤレヤレ……」と苦笑いしてしまう。

 

とはいえダメな父ではない。最終的には民事再生も使ったが、(代理とはいえ)社長にまで登りつめた人だ。僕はその前の社長さんにも会ったことがある。だいぶお世話になった。

 

当然最終的な結果関係無しに父は尊敬している。事実社長にまで登りつめたことは事実だし、過去のイジメも父の一喝で全てが治まった。あれはあっけなかった……。

 

 

 

 

確かにリーマンショックが起こった次の年(だったかな?)に卒業した年代なので、余波が無かったのはウソになる。

 

しかし、その時すでに自分は就職活動に(ろくに動いていなかったにもかかわらず)疲れきってたし、もう働きたくないという気持ちも根深かったし、おそらく結果は変わってなかったはずだ。

 

 

そして恐らくとどめはその後正社員時代だろう。自分がギブアップしたせいで父の心配性を加速させてしまったのは間違いない。

 

あの年代の人にとって『無職』という肩書きはとてもおぞましいものなんだな。

自分の息子、しかも長男坊が『無職』になるというだけで、立派に育てることができなかった自分を今も悔いているのだろう。

 

ましてや貧富の差が二極化したこの時代、そしてあの派遣切りの件を見れば、たぶん自分が親の立場でも心配になる。無理も無い。

 

 

 

とりあえず、今の専門学校が就職率99%というのを伝えて安心させている(しているのかなあ……)けど、たぶん父の性格はかなり根深い。

 

なんとかなるさ

 

これはたぶん通じない。

 

 

それでも僕は

 

「まあ、何とかなるさ」

「大丈夫だって」

とほのかに笑って出る。

 

こういう時こそ、真面目な顔よりも、少しでも笑ってたほうがいいはずだ。

 

どうせまた今月末に帰って来るんだし、健康な状態を見せればいいんじゃないかな?

 

というか、もうそれしかできない。

 

 

 

でもって、その心配性に毎度釣られる僕だけど、今の僕は前の僕からちょっと変わった。

 

たぶん好きなことを好きなだけやってることもあるのだろう。

 

まだ、余裕

It's just a piece of cake.

 

だから自分にはもうちょっと自信もって言える

 

 

何とかなるよ。

 

 

もしやばくなった時は助けを呼ぶよ。

 

それくらいできる。

 

できなかったあの頃とは違う。

 

 

 

たぶん。

 

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